「わんこそば」体験記

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「わんこそば」体験記

過日、県北部の安比高原でスキーを楽しんだ後、盛岡駅前で新幹線の待ち時間の間に、駅前で名物の「わんこそば」を食べる機会がありました。

 

襷(たすき)がけの給仕の(昔の)若いお姉さんが、「はい、よいしょ」、「はい、まだまだ」、「はい、じゃんじゃん」と掛け声をつけながら、これでもか、これでもかと言わんばかりに、蕎麦の入ったお椀をポンポン持ってくるのです。

 

グループで行くと隣のお椀の高さや数を気にしながら、こちらも「まだまだ」、「もうすこし」、「あと3杯は・・」といいながら、やがて満腹になってお椀を伏せるのです。

 

「わんこそば」は岩手を訪れたら一度は試したい、チャレンジしたい名物でしょう。 「わんこ」とは、勿論、岩手の言葉ではお椀のことで、かっての時代、盛岡・南部を中心とした一帯は、宴会になると名物の蕎麦を振舞う風習があったとされ、これが現在にも引き継がれて今のような姿になったとも言われています。

 

「わんこそば」の発祥は、盛岡か、花巻かのささやかな論争もあるようですが、いずれにせよ、我ら客人にとっては、あの様子は最高のおもてなしであり、贅沢でありました。

 

一般に岩手県人は、どちらかといえば、あまり感情を表に出さず、控え目ですが、この時の「わんこそば」に限っては、客人に遠慮するスキを与えず、心溢れんばかりのサービス精神が凝縮されていて、その姿が何とも有難く、嬉しい限りなのです。

 


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